身代金の8億円ビットコインが移動中、米企業などのランサムウェア攻撃で

仮想通貨



2021-10-23 14:29:09

「ダークサイド」のビットコインが移動

ブロックチェーン分析企業Elliptic社は22日、米国企業にランサムウェアを利用した大規模なハッキング攻撃を行ったグループ「ダークサイド(DarkSide)」が保有する700万ドル(約8億円)相当のビットコインが動き出したと発表した。

5月に、米国最大規模の石油パイプラインを運営するコロニアル・パイプライン社がランサムウェア攻撃を受け、パイプラインの稼働を一時的に停止していた。この攻撃にも、ロシア語圏のグループとされるダークサイドがシステムを提供していた。

この事件に関しては、米国当局が、75BTCの内、63.7BTCを押収することに成功しているが、それまでにもダークサイドは約50件の被害をもたらしており、ビットコインによる身代金を9,000万ドル(約100億円)相当得ていたとされる。

ランサムウェアとは

ハッキングを仕掛けたうえで、元の状態に戻すことを引き換えに金銭を要求するマルウェアのこと。「身代金要求型マルウェア」とも呼ばれる。感染すると、他人の重要文書や写真ファイルを勝手に暗号化したり、PCをロックして使用を制限した上で、金銭を要求してくる。

▶️仮想通貨用語集

ダークサイドが身代金として得たビットコインが入っていたこのウォレットは、同グループが5月13日に活動停止して以来、休眠していた。

出典:Elliptic

Elliptic社は上図のように、ダークサイドの保有していた約108ビットコインが、様々な異なるウォレットに移動されていく様子を説明した。この移動プロセスはまだ進行中で、少量のビットコインはすでに、いくつかの仮想通貨取引所に送金されているという。

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