2021-10-22 07:00:00
「倉庫にある物を取ろうとして脚立から落ち、脊椎を損傷した」「通勤中に電車と接触してケガをした」など、業務中や通勤の途中でケガや病気を負うケースは珍しくない。
業務中や通勤途中で負ったケガや病気は、公的医療保険ではなく労災保険(労働者災害補償保険)の補償が適用され、医療費を自己負担することなく治療が受けられる。また、亡くなった場合や所定の障害が残った場合などもさまざまな給付がうけられる。
本記事では、労災保険の仕組みや補償内容、保険料などをわかりやすく解説する。
労災保険とは
労災保険とは、仕事中や通勤途中での事故で生じた病気やケガ、障害、死亡などに対して、労働者やその家族に所定の給付をする制度だ。
たとえば取引先に車で向かっている途中で交通事故に遭い、ケガをして休職したとしよう。
労災保険に加入していると、ケガを治療するために支払った治療費の全額と、仕事を休んで受け取れなかった給与の一定割合が支給される。また、残念ながら亡くなってしまった場合は、労働者の遺族に対して所定の年金が支給される。
なお業務中や通勤中に負った病気やケガで仕事を休むと、公的医療保険の「傷病手当金」は受給できない。傷病手当金は、業務外で負った病気やケガで仕事を休んだときの給付であるためだ。
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