DeFiのエコシステム発展へ Near Protocol、900億円規模のファンドを発表

仮想通貨



2021-10-26 09:25:48

DeFiに特化したファンド

ブロックチェーンを開発するプロジェクト「Near Protocol」は25日、8億ドル(約910億円)のファンドを立ち上げたことを発表した。

このファンドの資金は、エコシステムの発展に貢献する取り組みに配分される。全てのコミュニティがファンドを申請することはできるが、今回はDeFi(分散型金融)のプロジェクトを中心に資金を提供するとした。

📣早い #NEARCON 発表! 💥

詳細については @NEARProtocolの8億ドルのグローバルエコシステム基金。 🔽https://t.co/00UaiA3jC1

— NEARプロトコル(@NEARProtocol) 2021年10月25日

Near Protocolは、ブロックチェーンを活用し、人々が自身のお金やデータなどを自分で管理できる世界を構築しようと取り組んでいるプロジェクト。Andreessen Horowitz(a16z)やPantera Capitalらの著名企業から出資を受けている。現在はDeFiに加え、NFT(非代替性トークン)や自律分散型組織(DAO)、ゲームに特化したプロジェクトにも注目しているという。

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略で、自律的に機能する分散型組織を指す。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営される。

▶️仮想通貨用語集

DeFiについてはすでにエコシステムが構築されており、運用のためにロックされた仮想通貨の総価値「TVL(Total Value Locked)」は1.5億ドル(約170億円)に到達。この金額を速くかつ安全に増やしていきたいとしている。

次の段階としてNear…



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