2021-10-29 11:32:14
資産運用会社は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要仮想通貨が新しい高値を記録したことに伴い、投資家からの需要に対応しようと先を争っているようだ。
ブルームバーグインテリジェンスのアナリスト、ジェームズ・セイファート氏が示したブルームバーグターミナルのスクリーンショットによると、40を超える仮想通貨上場投資信託(ETF)が米国で上場を待っている状態だ。証券取引委員会(SEC)によって既に4つが承認されている。
最新のETF申請は、10月27日にAXSインベストメンツによるものだ。これはAXSビットコイン戦略ETFとASXショートビットコイン戦略ETFだ。
上場待ちのETFの大部分は、BTCまたはBTC先物やデリバティブを直接購入するものだ。いくつかのETFは混合戦略で運用しようとするものであり、資産の一部のみをBTCに振り向け、残りは米国を拠点とするブロックチェーン関連の株式などに向けられる。
イーサリアムのパフォーマンスに焦点を当てたファンドも3つある。ヴァンエック・イーサリアムトラスト、ウィズダムツリー・イーサリアムトラスト、クリプトコイン・イーサリアムトラストの3つだ。これらはすべて今年はじめに申請が提出され、現在承認を待っている。
SECは今月、プロシェアーズのビットコイン戦略ETFを承認し、これが米国で最初に上場した仮想通貨となった。記事執筆時点でこのETFの運用資産額は20億ドルを超えている。
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40を超える仮想通貨ETFが米国で規制当局の承認待ち