マネックス2Q決算、コインチェック「NFT・IEO」事業など大幅増益に貢献

仮想通貨



2021-10-29 19:01:32

仮想通貨関連事業が増収を牽引

国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックを傘下に収めるマネックスグループは29日、2022年第2四半期の決算を発表した。

2021年の2Qにおける累計の連結税引前利益は71.61億円で、前年同期比+74%、収益全体は前年同期比8倍の増収となった。

日本セグメントにおけるDeFi(分散型金融)プロジェクトの売却益16億円や、クリプトアセット事業セグメントにおけるNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」やIEO(イニシャル・コイン・オファリング)といった新規事業収益も2Qの大幅増収に寄与した。

出典:マネックスグループ決算資料

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2022年3月期上半期の主要3セグメント(日本セグメント・米国セグメント・クリプトアセット事業セグメント)の収益は、464億円で前年同期比+74%と大幅に増加。中でも、暗号資産(仮想通貨)のクリプトアセット事業が全体を牽引しており、割合は44%を占め、204億円の収益をあげている。

コインチェックは今年3月にNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を、同7月にIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」を提供開始した。これら新規事業の成長や仮想通貨全体の価格高騰により、営業利益率は2021年上半期比較で32%から67%に上昇した。

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出典:マネックスグループ

ブロックチェーン・仮想通貨関連収益の内訳は、コインチェックの販売所やNFT・IEOなどの収益が204億円で前年同期比8倍。マネックスグループによるブロックチェーン関連投資で得た28億円など合計で240億円となる。



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