2021-11-02 12:19:58
仮想通貨相場の動向
2日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン価格は、前日比+0.6%の695万円(ドル)で推移している。
BTC価格は、米国初となった「ビットコインETF(上場投資信託)」の材料を手掛かりに過去最高値を更新した後は、過熱感から上昇を一服。足元では保ち合いのペナントを形成しているが、上値の重さも目立つなど様子見基調がみられる。
BTCの市場占有率を示すドミナンスは、アルトコインへの資金移動の影響もあり、10月20日47.7%から右肩下がり。2日時点で43.6%まで低下した。
アルトコイン市場の個別銘柄
対照的に、アルト市場では連日のように循環物色が続いている。国内上場銘柄では、ポルカドット(DOT)が前日比+15%と高騰。一時50ドルを超え、過去最高値を更新した。
ポルカドットは、Web3 Foundationにより2017年10月に発行された。異なるブロックチェーンのインターオペラビリティ(相互運用性)向上を目指す、次世代プラットフォーム・プロジェクト。
ネットワークを設計した「Parity Technologies」は今年10月、「パラチェーン」のローンチ予定を発表した。パラチェーンは、エコシステムのコアを成す「リレーチェーン」と個別ブロックチェーンの接続を担う。
カスタムチェーンがPolkadotネットワークに接続されることで、ネットワーク上の他のすべてのパラチェーンと相互運用できるようになるという。
パラチェーンとは
ポルカドットに接続する、独立した個々のブロックチェーンのこと。一方、各パラチェーンが接続され、ネットワークで中心的な役割を果たす部分は「リレーチェーン」と呼ばれる。
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