米ニューヨーク市長選、仮想通貨支持派が勝利を納める

仮想通貨



2021-11-03 16:19:38

Adams氏が次期NY市長に決定

暗号資産(仮想通貨)支持を表明するEric Adams氏(民主党)は3日、米ニューヨーク市長選で勝利を納め、ニューヨークの次期市長になることが決まった。

ニューヨークには #Bitcoin 市長。

エリック・アダムスが選挙に勝利し、彼はニューヨークをビットコインのハブにすることを目指しています。 pic.twitter.com/DdV9n2NoPY

—ブロックワークス(@Blockworks_) 2021年11月3日

Adams氏は6月の予備選挙の際に、ニューヨークを最新テクノロジーの本拠地にするとして、次のように述べている。

1年以内にニューヨーク市は、新たな都市として生まれ変わる。生命科学を始め、サイバーセキュリティ、自動運転車、ドローン、ビットコイン(BTC)の中心地になるだろう。

Adams氏は、半数以上の予測票が数えられた時点で、もう一人の有力候補Curtis Sliwa氏(共和党)に対して、66%対29%と大差を付けていた。なお、このSliwa氏も「(ニューヨークを)米国で最も仮想通貨フレンドリーな都市にしたい」と言及するなど、仮想通貨について前向きな人物である。

Adans氏は、1990年代のDavid Dinkins氏に次いで、アフリカ系アメリカ人として2人目の市長となる。政府の非効率性を改善することを公約に掲げ、公共の安全も選挙戦の中心に据えていた。

貧しい環境で育ち、15歳の時に警官に殴られたことをきっかけに、内部から警察を変えようと、ニューヨーク市警へと入隊。その後、ニューヨーク州上院議員、ブルックリン区長などを務めている。

現在のところ、仮想通貨について具体的な政策を明かしてはいないが、今後ニューヨーク市における仮想通貨をめぐる環境に変化が起こるのか注目されるところだ。

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