【市場動向】ビットコイン、テーパリング開始発表で不安定な値動き──取引高も減少

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2021-11-04 12:10:02
【市場動向】ビットコイン、テーパリング開始発表で不安定な値動き──取引高も減少

ビットコイン(BTC)は3日、米連邦準備制度理事会(FRB)が月額1200億ドルの債券購入の縮小、いわゆるテーパリングの計画を発表したことに反応し、不安定な値動きとなった。

FRBが金融刺激策の一貫として行った前例のない大規模な債券購入、いわゆる「量的緩和(QE)」は、リスクが高いと考えられていた暗号資産(仮想通貨)のような資産には追い風となった。テーパリングによる流動性の低下は、暗号資産などへの投資の減少につながる可能性がある。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合終了後、ビットコインは約5%下落したが、6万ドルのサポートレベル付近ですぐに反発した。

アナリストは強気姿勢を維持しているが、取引高の減少を価格の上昇の勢いが鈍っているサインと見る向きもある。

最新価格

●ビットコイン(BTC):6万2997.19ドル、−0.64%
●イーサリアム(ETH):4630.40、+2.78%

●S&P500:4660.57、+0.65%
●ゴールド:1772.56ドル、−0.83%
●10年物米国債:1.596%

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