アルトコイン反動安でBTCも上値重く FOMCで期待インフレは反発【仮想通貨相場】
2021-11-05 18:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
4日のビットコイン(BTC)対円相場は167,749円(2.34%)安の7,004,633円と2日続落し、節目700万円からの上放れに失敗した。
前日のNY市場終盤に史上最高値を更新し、初めて53万円台に乗せたイーサ(ETH)だったが、その後は反動安で上値を重くし、4日東京時間の暗号資産(仮想通貨)市場は全体的に軟調となった。BTCは710万円台中盤から700万円周辺まで下げ、一時間足の200本移動平均線が走る同水準で一時反発するも、SHIBが前日の安値を割り込み下げ足を速めるとBTCも反落し同移動平均線を割り込んだ。その後は、60,800ドル(≒692万円)絡みで下げ止まり、ソラナ(SOL)の一段高を受けて反発するも、一時間足の200本移動平均線がレジンスタンスに転じ、上値は抑えられた。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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