DeFiプラットフォームbZx、62億円の資産が不正流出か

仮想通貨



2021-11-06 08:44:06

秘密鍵の流出

DeFi(分散型金融)プラットフォーム「bZx」は5日、62億円に相当する暗号資産(仮想通貨)が不正流出したことを報告した。

1時間前、PolygonとBSCの展開を制御する秘密鍵が侵害され、資金が失われたようです。 イーサリアムの展開はDAOの管理下にあり、影響を受けません。 近日中にさらにアップデートを提供します。

— bZx –支点とトルク(ETH / BSC /ポリゴン上)(@ bZxHQ) 2021年11月5日

ハッキングの原因は、ポリゴン(MATIC)とバイナンススマートチェーン(BSC)上のデプロイメントを管理する秘密鍵(暗証番号のようなもの)がハッカーに盗まれたことだという。

関連:DeFi(分散型金融)とは|初心者でもわかるメリット・デメリット、重要点を徹底解説

ブロックチェーンセキュリティ企業SlowMistが調査し、5,500万ドル(約62億円)が抜き取られて7つのアドレスに保存されていると伝えた。

#bZx 秘密鍵が侵害され、これまでに5500万ドル以上が盗まれました。 より多くの情報が発見されたら、更新を続けます。 @RektHQ @ChainNewscom @bZxHQ https://t.co/SM6WWDt06J pic.twitter.com/39S05IiBFr

— SlowMist(@SlowMist_Team) 2021年11月5日

一方、bZxはスマートコントラクトが影響を受けておらず、イーサリアム上の資金も安全だとした。

bZxはイーサリアムのほか、ポリゴンとバイナンススマートチェーンでも流動性マイニングを実施している。

なお、bZxは過去にもセキュリティ問題でハッキングを受け、前回は2020年9月で9億円相当の資産を失っていた。

流動性マイニングとは

イールドファーミングを行う人達を惹き付けるため、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークンが付与されることを指す。

イールドファーミングは、DeFi上で仮想通貨を預けて流動性を提供することにより利益を得ること。

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