米SEC、DAOが申請した仮想通貨の登録を保留

仮想通貨



2021-11-11 10:44:13

仮想通貨トークンの登録を一時停止

米証券取引委員会(SEC)は10日、ワイオミング州を拠点とする自律分散型組織(DAO)「American CryptoFed」が発行を計画していた暗号資産(仮想通貨)トークンの登録差し止めを発表した。今後、正式な行政判断がおりるまで、これらのトークンの登録は保留されるという。

SECは、申請書類に重大な欠陥があったとして、次のように述べた。

SEC執行部は、申請書類に、2つのトークンや、監査済み財務諸表を含むAmerican CryptoFedの事業、経営、財務状況に関する必須情報が含まれていなかったとしている。

ワイオミング州では4月、DAOを法人として正式に認める法案が承認されており、American CryptoFedはこれを受けて同州で初めてDAOとして登録した組織だ。

関連:米ワイオミング州、自律分散型組織(DAO)の法人化法案が成立

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在しない。参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

ステーブルコインとガバナンストークン

American CryptoFedは、2021年7月にモバイルバンキング企業mSHIFTによって設立されたDAOで、2種類のトークンを発行しようとしていた。

1つ目は、ステーブルコイン「Ducat」。ゼロインフレ・ゼロデフレを目標としたアルゴリズムを用いており、米ドルと紐付けされるが、ドルがインフレした分だけ、ドルに対して高くなるよう設定されている。

American CryptoFedの公式サイトによると、Ducatは、日常的取引や、価値の保存手段として使われることが想定されるものだという。

2つ目は、ガバナンストークン「Locke」。これを取得した者は、American…



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