欧州委員会、EUの仮想通貨規制案「MiCA」について今秋の合意呼びかけ

仮想通貨



2021-11-12 12:34:17

「できる限り早く健全なルールを」

欧州委員会のMairead McGuinness委員は10日、欧州中央銀行(ECB)フォーラムで暗号資産(仮想通貨)規制に関して説明。EUの統一仮想通貨規制案「MiCA」について、今年の秋に合意するよう、EU加盟国に呼びかけていると話した。

McGuinness委員は、昨今のデジタル資産の台頭と、仮想通貨セクターの進化スピードの速さを踏まえ、「できる限りはやく健全なルールを提供すること」が当局の責務であると述べる。

また、分散型台帳技術(DLT)をベースにした金融商品のパイロットテスト環境を作る案についても、今年中に完成させたいという。

EU圏の包括的規制案MiCA

MiCAとは、「Market in Crypto Assets」の略で、EUが2020年9月に発表した包括的な仮想通貨規制案のこと。

今年6月に行われた改訂では、NFT(非代替性トークン)は規制対象外となり、EU域内を対象に仮想通貨サービスを提供する企業は、拠点をEU加盟国内に置くことが提案された。

また、ECBはステーブルコインに対して、ECBがそのリスクを評価し認可権を有するようにするなど、特に厳格な対応を求めている。

関連:NFTは規制対象外、EU仮想通貨規制の改訂案で

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、法定通貨などに裏付けられその価値を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️



長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。


元ソース

続き・詳細はこちら 欧州委員会、EUの仮想通貨規制案「MiCA」について今秋の合意呼びかけ

欧州委員会、EUの仮想通貨規制案「MiCA」について今秋の合意呼びかけ

タイトルとURLをコピーしました