バイナンス、本社はフランスに設立か

仮想通貨



2021-11-12 07:10:49

バイナンスの本社はフランスに設立か

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称、CZ)は、同社の本社をフランスに設立する意向であることを明かした。

現地メディア『LesEchos』がCZ氏にインタビューを行い、9日に報じた。CZ氏は、2022年にフランスでデジタル資産のサービスプロバイダーとして認可を取得したいと説明している。

構築を続けます。 https://t.co/ZtlYr3alVr

-CZ🔶Binance(@cz_binance) 2021年11月10日

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い世界最大手の仮想通貨取引所を運営。元々は香港に本社を置いていた。取引所の運営以外にも、学習コンテンツの作成、独自ブロックチェーンの開発、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの運営なども行なっている。

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バイナンスを巡っては今年、日本の金融庁を含む世界各国の規制当局から厳しい警告を受けており、複数の国で一部のサービス提供停止などが相次いでいる。この状況を受け、CZ氏は9月に「規制に準拠した運営を行うため、バイナンスも本社を構える必要がある」と語っていた。

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その際、「バイナンスを設立した当初は、様々な場所にチームを配置して、分散型モデルで運営していきたいと考えていた。しかし、中央集権的な取引所を運営し、規制機関と協力していくためには、中央集権的な本社が必要であると認識するようになった」と説明。「適切なガバナンス、透明性の高い本人確認手続き、マネーロンダリング対策やリスク管理などを主導する本社が必要である」と話している。

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