2021-11-13 06:15:49
想定内の非承認
米SEC(証券取引委員会)は12日、VanEck社が申請した現物ビットコインETFに対して、非承認という判断を下したことがわかった。
SECは判断の書類で、「このETFは、相場操縦や詐欺行為を防ぎ、投資家の利益を守るための要件を満たしていない」としている。
非承認に関する根拠は、SECのGensler委員長がこれまで現物ビットコインETFに対して指摘していた内容と一致している。委員長は過去に現物ETFについて、ビットコインの現物市場が規制されておらず、相場操縦といった不正行為に影響されやすいとして、ビットコイン先物ETFのほうが投資家に相応しいと論じていた。結果としては、10月に2つの先物ETFが承認され、取引所への上場が実現した。
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VanEckが申請の手続きを開始したのは、2020年12月でこれまで複数回の判断延期を受けていた。また、過去にも同じような現物ETFを2回申請したが、非承認の結果がもたらされた。Jan van Eck CEOは再びの非承認について、「SECの判断に関しては失望した。投資家が先物ETFではなく、より優れた現物ETFにアクセスすべきだと思っている」と語った。一方、非承認の判断は、業界ではある程度想定されていたため、ビットコインの下落幅は限定的だった。
SECが物理ビットコインETFの承認を拒否したことによる本日の更新には失望しています。 私たちは投資家が得ることができるはずだと信じています #BTC 規制対象のファンドを通じたエクスポージャーであり、先物ではないETF構造が優れたアプローチです。 @tyler @gaborgurbacs
–Jan van Eck(@ JanvanEck3) 11月12日…
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