ビットコインとUSDT、中国・恒大集団の経営危機の関係とは【オピニオン】

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2021-11-15 07:35:00
ビットコインとUSDT、中国・恒大集団の経営危機の関係とは【オピニオン】

米ドル連動型ステーブルコインを発行するテザー(Tether)社を批判する人たちは、デジタル資産は世界で最も古い仕事をベースにしていると言う。不動産投機だ。

暗号資産市場は先週11日、中国の不動産開発大手・恒大集団がデフォルト(債務不履行)寸前と伝えられたのと同じ頃に下落した。同社は最終的に1億4800万ドル超を支払ってデフォルトを回避したものの、中国の不動産業界に対する長期的な見通しには懸念が残る。

中国の不動産業界の問題は、暗号資産とどのような関係があるのだろうか?映画のワンシーンで、探偵がコルクボードに貼った写真を白い糸で結び、謎を解く場面を思い浮かべてみてほしい。以下のような謎解きになる。

CryptoCompareのデータを見ると、ビットコイン(BTC)の取引の約半分には、米ドル連動型ステーブルコイン「テザー(USDT)」が使われている。USDTを裏付けているテザー社の資産、約750億ドル(約8兆5000億円)のうち、約半分はコマーシャルペーパー(CP)だ。テザー社は9月に恒大集団のCPを保有していないと発表したが、およそ1カ月前にはBloomberg…

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