ビットメインが新たなイーサリアムASICを発表、GPU不足の解決につながるか?

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ビットメインが新たなイーサリアムASICを発表、GPU不足の解決につながるか?

2021-04-18 09:00:00
ビットメインが新たなイーサリアムASICを発表、GPU不足の解決につながるか?

仮想通貨マイニングリグメーカーのビットメインが金曜、新たなイーサ(ETH)マイナーを発表した。発売日は未定としている。アントマイナーE9モデルは、イーサリアムブロックチェーンのEthashアルゴリズム上で動作する、特定用途向け集積回路(ASIC)チップである。
E9の正式な発売日はまだ発表されていないものの、入荷に当初疑われていたほどの影響は出ない可能性がある。このリグは、仮想通貨マイニング用に特別設計されたエヌビディアのCMP(仮想通貨マイニングプロセッサー)シリーズGPUとの競争にさらされる。一方で、イーサリアムが予定しているプルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステークへの移行が、E9の有用性を短命に終わらせるかもしれない。
エヌビディアは最近、CMPシリーズの今年第1四半期の利益が1億5000万ドルになるとの予測を発表した。これは、同社が当初予想していた金額の3倍以上となる
その仮想通貨専用グラフィックカードの人気が明らかに急上昇しているにも関わらず、エヌビディアのコレット・クレス最高財務責任者は今週の投資家との電話会議で、供給は増えているものの今年の残りの期間もGPU不足が続くという同社の予想を話した。
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