2021-11-18 12:18:19
ロックフェラーらを追随
最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao(CZ)CEOは16日、今後自身の総資産の最大99%を寄付していく方針を表明。AP通信とのインタビューで明らかにした。
CZ氏は2017年に台頭し、現在取引所としては世界でも最大手バイナンスのトップ。仮想通貨コミュニティからも有識者として定評がある。また、フォーブス誌の世界億万長者番付にも名を連ねており、総資産は19億ドル(約2,200億円)と推定されている。
バイナンスとは
取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い世界最大手の仮想通貨取引所を運営。元々は香港に本社を置いていた。取引所の運営以外にも、学習コンテンツの作成、独自ブロックチェーンの開発、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの運営なども行なっている。
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CZの投資経歴
CZ氏自身は2014年からビットコインに投資を開始。一部を利用したと述べつつ、大半は売却しなかったと説明し、その他の資産はバイナンスコイン(BNB)として保有しているとコメント。利益相反を避けるため、BTCとBNB以外の仮想通貨銘柄は保有していない方針があると明かした。
また、バイナンスのCEO兼共同設立者であるCZ氏はバイナンスの株も保有していると述べた。CZ氏が持つバイナンス株の価値がおよそ2,000~3,000億ドルに相当すると予測するアナリストもいる。
個人的には、私は経済的な自由を手に入れている。大金は必要ないように生活スタイルを維持することができる。
長期的には、ロックフェラー氏など多くの起業家や創設者のように、富の大半を寄付していきたいと思う。今後は私の富の90%から最大99%を寄付することも考えている。
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