BTC週足は6万ドル維持ならず 週央の経済指標まで上値重いか【仮想通貨相場】
2021-11-22 11:30:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
先週(15日〜21日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比761,885円(10.20%)安の6,708,115円と4週ぶりに反落し、直近3週間分の上げ幅を掻き消した。対ドルでは大台の60,000ドル(≒684万円)の維持に失敗し、足元、58,000ドル台中盤で推移している。
18日に高値圏レンジを下方ブレイクし、55,000ドル台中盤まで下げ足を速めたBTC相場だったが、19日には、BinanceがArbitrum(イーサリアムのL2ソリューション)の統合を発表し、ETHの高速・低コスト出金を開始したことを受け、ETH相場が反発。更に、20日にかけては、De-Fiや、昨今IT企業が相次いで参入するNFTやメタバース銘柄にも買いが入り、19日から20日にかけてBTC相場はアルトコインに連れ高となりにわかに反発し、60,000ドル回復を伺った。
BTCは本日未明にソラナ(SOL)の上昇に連れて60,000ドルにタッチしたが、節目の同水準は手強いレジスタンスとなっている。今朝方にシカゴマーケンタイル取引所(CME)のBTC先物がギャップアップして始まると、相場は窓埋めを目指し上値を重くしている。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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