2021-11-30 11:59:40
「ニューヨークイノベーションセンター」開設
米国のニューヨーク連邦準備銀行は29日、「ニューヨークイノベーションセンター(NYIC)」を立ち上げたことがわかった。
連邦準備制度、国際決済銀行(BIS)イノベーション部門、官民の専門家と協力して、中央銀行のための新しい金融テクノロジー製品やサービスを検証、設計、構築していく。CBDCなどデジタル通貨への取り組みも予定されているという。
NYICは、BISのイノベーション部門と連携することで、世界の金融システムが機能強化するために使える公共財を開発し、中央銀行のイノベーションを支援することを目的としている。
5つの重点分野
具体的には、次の5つの分野を重点的に探求していくという。
監督・規制技術
金融市場インフラ
マネーの未来
オープンファイナンス
気候変動リスク
このうち「マネーの未来」について、イノベーションセンターのPer von Zelowitzディレクターは、主にデジタル通貨についての取り組みが中心になると話した。中でも、CBDCを中心とするが、ステーブルコインや暗号資産(仮想通貨)などの関連分野も含まれる可能性があるという。
また「オープンファイナンス」は、新興ビジネスモデルの恩恵を受ける、新しい種類の銀行や、銀行以外の金融機関を理解し、監督していくことに関わると述べる。この新たな金融サービスの例として分散型金融( 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら 米NY連銀、新イノベーションセンターでデジタル通貨も探求へ