2021-12-01 12:11:36
金融マーケット市況
11月30日の議会証言にて、米連邦準備制度(FRB)のパウエル議長が、持続的なインフレーションリスクを念頭にテーパリング(量的緩和縮小)終了時期の2〜3ヶ月の前倒しに言及。12月14,15日に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)で議論する考えを示した。
これに伴い、金融引き締め及び利上げ観測が強まったことなどから、米ダウ平均株価は前日比652ドル(1.9%)安と1ヶ月半ぶりの安値を付けた。
既存ワクチンや治療薬が効きにくい新型コロナウイルスの変異種オミクロンについては、「雇用と経済活動に下振れリスクをもたらし、インフレの不確実性やサプライチェーン(供給網)の混乱を招く可能性がある」などと懸念を表明した。
仮想通貨市況
1日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン価格は、前日比-1.13%の647万円(56,875ドル)とほぼ横ばいで推移。前月比では-6.19%と反落した。
金融マーケットのリスクオフが重石となり、6万ドル付近ではレジスタンスライン(上値抵抗線)に阻まれている。
依然として際どいラインにはあるが、ここ数日活況にあるイーサリアム(ETH)がけん引する形で再上昇に転じ、MACDのゴールデンクロス(日足)が成立するようであれば、年末相場の騰勢にも弾みがつくか。
現在の仮想通過相場で強さが目立っているのが、Coinmarketcap(CMC)時価総額2位のイーサリアム(ETH)だ。前月末から1日にかけて過去最高値4,867ドルに迫る4,700ドル台を回復。前月比では+8.52%となっており、前月比-6.19%のビットコイン(BTC)とは明暗が別れた。
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