株価荒れるも底堅かったBTC ETHはATH射程圏内へ【仮想通貨相場】
2021-12-01 17:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
11月30日のビットコイン(BTC)対円相場は133,549円(2.03%)安の6,455,636円と反落。相場は週明けの600万円近辺からの一段高から方向感に欠ける展開となっている。
東京時間の30日の相場は、モデルナCEOが新型コロナのオミクロン変異株に対するワクチン効用低下の可能性を指摘したことで、650万円を割り込んだ。一方、週末にガスコスト(手数料)削減について創始者自ら提案が出されたイーサリアムのイーサ(ETH)が反発するとBTCは635万円で下げ止まり、欧州疾病予防管理センターが、EU域内で確認された44件のオミクロン感染事例の全てが無症状か軽症だったと明かしたことや、オックスフォード大学がワクチンが効かない証拠はないとしたこともあり、相場は反発し650万円を回復。米時間には対ドルで59,000ドル(≒669万円)にタッチした。
しかし、パウエルFRB議長が資産購入のテーパリング加速を示唆すると、急速な株安ドル高に連れてBTCは急反落。ただ、来年の上半期も高インフレが持続する可能性があるとの発言もあり、640万円は死守した。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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