2021-12-07 07:05:51
仮想通貨事業の認可を再申請か
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは、英国での事業ライセンス取得を再び目指していることが分かった。英大手メディア『The Telegraph』が報じた。
同社のChangpeng Zhao最高経営責任者(通称、CZ)が、「組織の構造からプロダクトの提供、内部プロセス、規制当局との関わり方を大きく変えた」と説明。そして「英国でプレゼンスを高め、規制に完全に準拠した方法で、同国のユーザーにサービスを再び提供したい」と述べている。
今年、規制当局から厳しい目が向けられているバイナンスは、英国で仮想通貨業界を監督する金融行動監視機構(FCA)からも6月に警告を受けた。同国では2020年1月から、仮想通貨事業を行うにはFCAへ登録することが義務付けられている。FCAは6月、バイナンスの英国での事業に対し、ライセンスを保持していないと指摘。5月中旬にバイナンスがFCAの登録申請を取り下げた事例も確認されている。
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FCAとは
「Financial Conduct Authority」の略。仮想通貨に限らず、英国の金融業界全体を監督しており、主に「消費者保護」、「市場の完全性の向上」、「競争の促進」を担当している。
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一方で、事業の拡充を続けながらも、バイナンスは規制対応を強化してきた。CZ氏が「2021年は規制に対応するため、150人の従業員を新たに雇用した。これからは600人のコンプライアンスチームが規制対応を行なっていく」と説明したことも先月報じられている。その際、本社をフランスに設立する意向であることも明かした。
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