2021-12-08 07:50:46
テゾスブロックチェーンを採用
大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)は7日、トリプルエー(AAA)級のゲームで初となるNFT(非代替性トークン)プラットフォーム「Ubisoft Quartz」のローンチを発表した。
ローンチされるのはベータ版で、Windows PC版の「ゴーストリコン ブレイクポイント」というゲームで、まずは利用できるようにする。「Digit」と呼ばれるNFTはゲーム内アイテムで、売買することも可能。NFTの導入には、環境への影響を配慮し、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のブロックチェーンを活用するという。
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ユービーアイソフトは1986年にフランスで設立された大手ゲーム企業。設立後は世界に事業を展開し、1994年には日本にも「ユービーアイソフト株式会社」を設立した。
ベータ版である今回のプラットフォームは、ユービーアイソフトは「大規模な実験」だと位置付けている。これまで4年間、著名な専門家とも協業しながら、ブロックチェーン技術に関するリサーチや開発を続けてきたと説明。Ubisoft Quartzのベータ版のローンチが、その次のステップだとしている。
NFTであるDigitは、以下の3つの特徴を持つ。
希少性:各Digitにシリアルナンバーを表示させることが可能。ゲームの歴史をさかのぼり、所有者を追跡することもできる
ゲームへの適性:ゲーム内の収集品として機能。プレイヤーの体験にオリジナリティをもたらすことができる
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