イーサリアム創設者ブテリン氏、アルゼンチン元大統領と対話

仮想通貨



2021-12-20 09:30:25

アルゼンチン首都イベントに出席

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の共同設立者の一人であるヴィタリック・ブテリン氏が18日、南米アルゼンチンのマウリシオ・マクリ元大統領と対談したことがわかった。

マクリ氏は2015年から4年間にわたり、アルゼンチンの大統領を歴任した人物。イーサリアムについて、Twitterの514万フォロワーに対し、「最も革新的な分散化技術の一つ」と形容した。

今世紀で最も革新的な分散型テクノロジーの1つであるイーサリアムの作成者であるVitalikButerinとの魅力的な出会い。 そのイーサリアム通貨は、世界で最も価値のあるものの1つです。 州の暗号通貨とブロックチェーンの機会の役割について話します pic.twitter.com/WRR8qaUma3

-マウリシオマクリ(@mauriciomacri) 2021年12月18日

また、ETHについては最も価値が高い暗号資産(仮想通貨)の一つと説明し、国家における仮想通貨とブロックチェーン技術の役割について意見を交わしたとした。

アルゼンチンの歴史では度々、深刻な債務・通貨危機が発生、過去9回に渡る国のデフォルト(債務不履行)に陥っている。そのため、自国通貨のインフレに伴い、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨相場への参入を後押しし、資産保護目的での購入が相次いでいるとの指摘もある。また、安価な電力代を誇る同国では、仮想通貨のマイニング事業展開地としても白羽の矢が立った。

関連:「悲惨指数136」深刻な通貨インフレを起こすアルゼンチンのビットコインP2P取引量が記録的水準

ただ、今年11月には、アルゼンチン政府が仮想通貨取引所を課税対象に含む方針を表明。(仮想通貨取引で生じたキャピタルゲイン自体は2017年から所得税の対象。)

ブテリン氏はWeb3.0プロトコルのThe Graphのローンチから1年を記念した



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