2021-12-23 09:32:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
5万ドル前に足踏み
昨日のBTC相場は高値圏でのもみ合い。200日移動平均線を上抜けして49,000ドル(約560万円)台まで上昇したが、5万ドル(約570万円)を前に上値を抑えられ、49,000ドルを挟んでの狭いレンジでの取引が続いている。BTCは週末にかけて200日移動平均線を割り込んでいたが、月曜日に再浮上に成功すると、45,000ドル台半ば(約520万円)で小さなダブルボトムを形成、49,000ドル台まで上昇した。ソニー生命の巨額横領事件の解決が上昇のきっかけとなったが、ブロックチェーンのトレーサビリティや価格上昇が早期解決に繋がったと評価する声がある一方で、潜在的売り要因ともなり得る材料だった。前日の新庄日ハム監督の暗号資産交換所アンバサダー就任に続き、別の交換所が松本人志氏のCM起用を発表、相次ぐ大物起用の流れに国内での暗号資産イメージ好転を期待される一方で、2017年12月の出川氏、2018年1月のローラ氏、同2月の剛力彩芽氏と並べて相場のピークを警戒する声も聞かれた。FDAのコロナ経口薬承認もあり米株は続伸、またアルトコインも堅調だったが、BTCは5万ドルを前に上値を抑えられる展開が続いた。
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