米SEC、未登録証券の販売および詐欺で仮想通貨企業を起訴

仮想通貨



2022-01-07 14:14:36

未登録ICOでプロジェクトを起訴

米証券取引委員会(SEC)は3日、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)による証券の提供・販売を未登録で行ったとして、暗号資産(仮想通貨)スタートアップとその創業者を起訴したことがわかった。

Crowd MachineとMetavineの二つの会社、及びMetavineの創業者であるCraig Sproule氏は、SECによって起訴された。

Craig Sproule氏は、2018年1月より、Crowd Machine Compute Tokens(CMCT)と呼ばれるトークンの販売を未登録で行い、4,070万ドル(約47億円)を集めていた。プロジェクトのものと考えられるツイッターのアカウントは2021年1月6日を最後に更新が行われていない。

ICO

ICOとは、「Initial Coin Offering/新規仮想通貨公開」のことで、企業やプロジェクトが、独自の仮想通貨トークンを発行・販売し、資金調達する行為を指す。

▶️仮想通貨用語集

プロジェクトの内容は、集めた資金を用いて、分散型のクラウドコンピューターを開発するというものだった。また、トークンはユーザーのデバイスの余剰処理能力の利用などで使われるとされていた。

しかし、SECによると、実際にはクラウドコンピューターが運用されることはなく、トークンの二次流通もできない状態になったことで、トークンは価値を失ったという。

集めた資金を流用

また、集めた資金は、投資家に知らされないまま南アフリカの金採掘事業体に投資されていたといい、その額は580万ドル(約6億7,000万円)とされる。

「述べられているように、Sproule氏とCrowd Machineは、ICOの収益をどう使用しているかについては投資家を欺き、全く関係のないスキームに資金を費やした」とSECのサイバーユニット責任者、Kristina…



長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。


元ソース

続き・詳細はこちら 米SEC、未登録証券の販売および詐欺で仮想通貨企業を起訴

米SEC、未登録証券の販売および詐欺で仮想通貨企業を起訴

タイトルとURLをコピーしました