昨年のDeFiのハッキング被害額は100億ドル以上に=ImmuneFiが報告書

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昨年のDeFiのハッキング被害額は100億ドル以上に=ImmuneFiが報告書

2022-01-09 09:00:00
昨年のDeFiのハッキング被害額は100億ドル以上に=ImmuneFiが報告書

脆弱性報奨金を提供している分散型金融(DeFi)のセキュリティプラットフォームであるImmuneFiが6日、報告書を公表した。この報告書では21年の仮想通貨市場における損失の総額が算出されており、ハッキングや詐欺、その他の悪意ある活動による被害額は102億ドルを超えたという。
報告書によると、昨年は仮想通貨界で搾取やラグプル(プールの持ち逃げ)が120件あったが、中でもPoly Networkに対するハッキングが6億1300万ドルという最大の被害額を生み出した。VenusとBitMartがそれに続き、被害額はそれぞれ2億ドルと1億5000万ドルだった。
ほかにはAlpha FinanceやCream Financeの例も注目に値する(被害額はそれぞれ3750万ドル)。また、Yearn.finance(同1100万ドル)やFurucombo(同1400万ドル)は「邪悪なコントラクト」攻撃を受けた。Alchemixの「リバースラグ」事案も話題となった。当時、プラットフォームのスマートコントラクトの合成資産の1つであるalETHに引き出しの問題が発生し、プラットフォームのユーザーは650万ドルもの「幸運なボーナス」を受け取ったのだ。
昨年は、セキュリティ侵害の頻度も規模も前年より格段に増えた。20年の侵害は123件で総被害額は43億8000万ドルだったため、137%の増加ということになる。

We’ve just released our report for 2021 on crypto losses stemming from hacks and scams.

In total, the DeFi ecosystem saw a loss of $10,210,188,549

Read more facts and figures here:https://t.co/gCWiOqjhhZ pic.twitter.com/zEX28yg0vD— Immunefi (@immunefi) January 7,…

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