2022-01-10 12:30:39
Arbitrumがバグによる取引停止を報告
イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークArbitrum(アービトラム)は10日、バグにより45分間の取引停止が発生したことを報告した。なお、現在は復旧している。
アービトラムを開発する、米プリンストン大学のチーム主体の開発企業Offchain Labsは、ネットワーク上の資産にリスクはないと説明。また、アービトラムはまだベータ版の段階であり、ネットワークの安定性が最も強化されるのは、完全に分散化された後のことになるとも注記した。
レイヤー2(L2)とは
「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。
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Offchain Labsによると、今回の取引停止は、ネットワーク障害ではなくシーケンサーのハードウェア障害だったという。シーケンサーは、イーサリアムの処理能力を向上させる、スケーリングソリューションの一環としてオフチェーンで取引処理を行うものだ。
取引停止と復旧の経緯
今回、バグによりシーケンサーが停止し、通常そのような場合はバックアップのシーケンサーが動作するところ、ソフトウェアのアップグレード中であったため、この予備機能も有効にならず、取引が一時停止したという。
オフチェーン…
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