大手仮想通貨VCら、米電子取引大手シタデルに1,000億円以上出資

仮想通貨



2022-01-12 10:20:17

シタデル、約1,300億円を調達

米電子取引大手シタデル・セキュリティーズは11日、大手VCのセコイア・キャピタルと大手暗号資産(仮想通貨)ベンチャーキャピタルのパラダイムが主導する資金調達ラウンドで、11億5,000万ドル(約1,300億円)を調達したと発表した。仮想通貨事業へ関心を持っていることが示唆されている。

2001年の創業以来、シタデル・セキュリティーズ(以下、シタデル)にとっては、初の外部資金調達ラウンドとなるものだ。セコイア・キャピタルはSequoia Heritage、Sequoia Capital Global Equities、Global Growth Fundという3つのファンドを通じてシタデルに投資した。セコイア・キャピタルは、2021年に仮想通貨取引所FTXなどのブロックチェーン企業にも出資している。

今回の取引の一環として、セコイア・キャピタルのパートナーであるAlfred Lin氏も、シタデルの取締役会に参加する予定である。

シタデルは、世界有数のマーケットメーカーで、米国では株式、債券、その他の資産を含む全取引の30%近くを扱っている。その最大の顧客の一つは、米人気投資アプリのロビンフッドだ。

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