2022-01-12 14:00:51
22年のロードマップ発表
IDやデータの管理に特化した分散型ソリューションを開発するOntology(オントロジー)は、2022年のロードマップ(開発計画)を発表した。
今年の目標は、Web3.0(分散型ウェブ)のアプリケーションに、オントロジーのブロックチェーンが利用されるようになることだと説明。処理速度が速く、低コストで利用できるパブリックブロックチェーンとして、より一層発展していけるように取り組んでいくと述べている。
オントロジーはこれまでも分散型ID(DID)やデータ管理に特化して開発を行なってきた。今回の発表では、2021年は暗号資産(仮想通貨)コミュニティの間でWeb3.0という概念が確立されただけでなく、仮想通貨領域以外にも認知されてきたと指摘している。
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また、2022年はメタバース(仮想空間)の発展と共に、Web3.0という概念がさらに広まると予想。Web3.0時代におけるインフラとして、オントロジーのブロックチェーンがさらに利用されるように今年も取り組んでいくとした。
Web3.0とは
Web3.0は、現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。
▶▶仮想通貨用語集
相互運用性の実現へ
ユーザーのIDやデータ管理に関する開発はもちろんだが、オントロジーは複数のブロックチェーンとの相互運用にも取り組んでいる。具体的には、ブロックチェーンで利用される仮想マシン(VM)の開発を進めてきた。
現在は、オントロジーとイーサリアム(ETH)をシームレスに相互運用できるようにする「Ontology Ethereum Virtual Machine…
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