2022-01-14 21:04:07
最低でも7回のサイバー攻撃を実施か
ブロックチェーン分析企業チェイナリシス社は13日、2021年に北朝鮮が行ったデジタル資産関連のサイバー攻撃についてのレポートを公開した。
同国が最低でも7回、暗号資産(仮想通貨)プラットフォームにサイバー攻撃を行ったと分析した。
攻撃は主に、投資会社や中央集権型取引所(CEX)に対して行われた。マルウェアやコードの脆弱性などを利用し、ホットウォレットから北朝鮮が管理するアドレスに資金を抜き出した可能性がある。同社によると、デジタル資産の被害総額は、4億ドル(約450億円)相当に達した。
北朝鮮によるサイバー攻撃は、同国が管理するハッカー集団「ラザルス(Lazarus)」が主導しているとされる。2021年、北朝鮮に盗まれた仮想通貨は、58%がイーサリアム(ETH)だった。ERC-20トークンとアルトコインはそれぞれ22%で、ビットコイン(BTC)は全体の約20%にすぎなかった。
グラフからは、盗まれた通貨のうちビットコインの占める割合が、2021年に近づくにつれて減少していることが確認できる。
ERC-20とは
「Ethereum Request for Comments(Token Standard #20)」の略。イーサリアムチェーン上でICOを実施する際に採用される統一規格のこと。
▶️仮想通貨用語集
DeFiとミキサーを活用して資金洗浄
北朝鮮は、盗んだ仮想通貨を 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース