最近の市場停滞の一方、NFTの売上とブロックチェーンゲームが続伸:レポート
2022-01-16 09:00:00
ここ最近、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨の価格が乱高下しており、仮想通貨の投資家は22年の1月も厳しい時期を過ごしている。一部では、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの示唆が市場停滞の原因だという声が挙がっている。また、政情不安のためにビットコインのハッシュレートが大幅に低下したカザフスタンが原因だとの見方もある。
一方、ノンファンジブルトークン(NFT)の取引やブロックチェーンゲームはそうした停滞とは無縁のようだ。DappRadarの報告書によると、仮想通貨の価格が下落する中でもNFTの取引は増加し続けており、「イーサリアムNFTのDAppsに紐付けられたUAW(ユニーク・アクティブ・ウォレット)の数は21年の第3四半期から43%増加している」という。また、21年の第3四半期にNFT取引が生み出したのは107億ドルだったが、22年の最初の10日間で119億ドルを記録したというデータも示されている。最近、NFT空間ではマーケットプレイス「LooksRare」の始動などの進展もあったが、そうしたことも後押しした可能性がある。
報告書には「ブロックチェーンゲームは引き続き、広く利用されている。その利用割合は仮想通貨業界の52%を占めている」という記述もある。「play-to-earn(遊んで稼ぐ)」モデルの成功を伴うかたちでメタバースが拡張しているため、
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