2022-01-18 17:41:26
17億円相当のETH流出か
暗号資産(仮想通貨)取引所や決済サービスなどを運営するCrypto.com(クリプトドットコム)で、17億円相当のイーサリアム(ETH)が流出した可能性があることをブロックチェーン・セキュリティ企業のPeckShield社が報告した。
ブロックチェーン・セキュリティ企業のPeckShield社は、オンチェーンデータを分析。犯人のものと思しきデジタルウォレットにハッキングされた4,600ETHが送金されていることを報告。被害総額は1,500万ドル(約17億円)にのぼると指摘した。
The @cryptocom 損失は約1500万ドルで、少なくとも4.6KのETHがあり、その半分は現在、 @TornadoCash https://t.co/PUl6IrB3cp https://t.co/6SVKvk8PLf pic.twitter.com/XN9nmT857j
— PeckShield Inc。(@ peckshield) 2022年1月18日
その後、同ウォレットから、追跡回避のため匿名性を高めるミキシング・サービス「Tornado Cash」に送金されたこともオンチェーン・データで確認された。
ミキシングサービスとは
異なる仮想通貨を複数回に渡り多数のアドレスに送信して「ミックス」することで、その仮想通貨の出所や保有者の個人情報の特定を隠蔽するサービス。ハッキングなど、違法手段で取得した仮想通貨の資金洗浄や脱税目的で利用されることが多い。
▶️仮想通貨用語集
ハッキングが発生したのは日本時間18日午前4時〜6時の2時間。その後、午前10時頃にかけて、複数の取引所やウォレットを介して資金洗浄を図った可能性がある。
公式の対応
不正流出疑惑のあるCrypto.comは17日午後、「一部ユーザーから、不審な活動(アクティビティ)が確認された」と報告。念のために出金サービスを一時停止したものの、すべての資金は安全であると主張した。
ユーザー数が少ない…
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース