米マイクロストラテジー、ビットコインの減損を計上へ SECの指摘受け

仮想通貨



2022-01-24 10:44:32

ビットコイン減損計上を指示

米証券取引委員会(SEC)は21年12月、マイクロストラテジー社のビットコイン(BTC)に関わる会計方針を却下していたことが分かった。ビットコイン価値下落に伴う減損を計上するよう、同社に指示した形だ。

米国の一般に認められた会計原則(GAAP)の下では、暗号資産(仮想通貨)は無形資産として扱い、ビットコイン価格が下落した場合、貸借対照表上のビットコインの価値を減損として計上しなければならない。

ただ、GAAP下では資産の価値が上昇した場合にそれを反映させることはできない規則がある。ブルームバーグによると、価値下落は減損として記録し、もし後になってから資産価値が回復しても、評価損を修正することはできない。企業にとっては、帳簿上の企業価値が下がることにつながる。

マイクロストラテジー社は、こうしたことを避けるため、2021年第3四半期(7~9月)の決算について、GAAPに沿わない会計手法を行っていたとSEC側は指摘した。

マイクロストラテジー社は、企業の財務資産としてビットコインを組み入れていることで知られており、上場企業としては最多の124,391BTCを保有している。

GAAPとは

英語で「Generally Accepted Accounting Principles(一般に公正妥当と認められた会計原則)」の略。この原則は国ごとに異なり、米国会計基準はUS-GAAPと呼ばれている。米国企業の多くはGAAPに基づくものと、基づかないもの(Non-GAAP)の2種類を用いて決算発表を行っている。

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