DeFiプロトコル「Wonderland」、財務責任者が金融犯罪者と判明

仮想通貨



2022-01-28 13:14:15

QuadrigaCXとのつながり

分散型金融(DeFi)プロジェクト「Wonderland」がスキャンダルに見舞われている。

「@0xSifu」として知られる同プロジェクトの財務責任者の実名が、Michael Patrynであり、2019年、唯一の秘密鍵管理者であったCEOの突然死により破綻した、カナダの暗号資産(仮想通貨)取引所「QuadrigaCX」の共同設立者だったことが判明したためだ。

QuadrigaCXは、当時のレートで160億円相当の顧客資産にアクセス不能に陥り、巨額の資金が引き出せない状態となった。債権者に支払うべき資金の不足分を捜査するため、裁判所より監査役として「Ernst&Young(EY)」が任命され、調査開始された結果、複数の不可解な点が指摘さた。

また、2020年6月に発表されたオンタリオ州証券委員会(OSC)の独自調査では、死亡したGerald Cotten CEOが不正行為を行い、資金を使い込んでいたことも明らかにされた。この事件は、現在でも法的手続きが進行中だ。

関連:加仮想通貨取引所QuadrigaCXの巨額損失事件で、債権者は元CEOの検死を要請

Wonderlandは27日に公式声明を出し、共同設立者で財務責任者である「@0xSifu」を退任させると発表した。現在、@0xSifuが財務責任者としての職務に相応しいかどうかについて、48時間にわたる公開投票が行われている。(執筆時は反対が83%超)

退任措置の背景

アバランチ(AVAX)ブロックチェーン上のOlympusプロトコルのフォークとして、2021年9月にローンチされたWonderlandは、@0xSifuとDaniele…

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