元ソース<MakerDAOが不動産融資を開始──DeFiと実世界をつなぐ
2021-04-23 06:00:00
メーカー(Maker)は2017年にブロックチェーンベースのプロトコルとして、初の自動化された大規模な暗号資産融資プラットフォームを立ち上げ、DeFi(分散型金融)ブームのきっかけとなった。
現在、メーカーは600億ドル規模に成長したDeFi業界に新たな成長源をもたらそうとしている。住宅地などの何兆ドルもの「実世界」の資産を担保にした融資だ。銀行などの金融機関と競合することになり、米金融大手シティグループ(Citigroup)がレポートで取り上げている。
メーカーのガバナンストークン「MKR」はこの1週間で55%上昇した。年初から約6倍になっており、時価総額は約40億ドルに達する。
MKRが21日に初めて4000ドルを超えた背景には、プロジェクトを管理する分散型組織「メーカーダオ(MakerDAO」のコミュニティーメンバーが、不動産の所有権を表すERC-20トークンを担保として認めることを投票で可決したことがある。
4月14日に可決され、2日後に実行されたこの提案によって、ブロックチェーンプロトコル「Tinlake」が、不動産ローン会社「New Silver」とMakerDAOをつなぎ、不動産を担保とした融資を実現する。
「これはDeFi(分散型金融)が伝統的な金融に挑むもの」で、まずは米国内での住宅リフォーム向けローンに資金を提供する予定だと、MakerDAOのコミュニティメンバー、セバスチャン・デリボー(Sébastien Derivaux)氏は米CoinDeskに語った。
1/ This happened, a decentralized protocol minted 38k $DAI out of thin air to…
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