中国の出前サービス大手の美団、CBDCの取組に参加

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中国の出前サービス大手の美団、CBDCの取組に参加

2022-01-30 07:00:00
中国の出前サービス大手の美団、CBDCの取組に参加

中国の出前サービス大手の美団(Meituan)は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)による代金の支払いを最も最近統合したテック企業となった。
美団のユーザーは、デジタル人民元(e-CNY)のウォレットを同社のサービスを提供するアプリとリンクさせることで、ホテル、タクシーの予約、レストランでの支払いなど、さまざまな日常サービスに利用することができる。昨年、この出前と日常サービスのアプリを介して取引をした顧客は6億6000万人を記録しており、e-CNY決済の統合は、中国政府によるCBDCのより広範な試験運用を奨励することになるであろう。
過去数ヶ月間にわたり、WeChatやJD.comなどの中国国内の主要な大手テクノロジー企業が、小売市場におけるe-CNYの大規模な試験運用に参加してきている。
19年にCBDCの開発を完了した中国は、過去2年間にわたり、小売市場を対象としたe-CNYの試験運用を大々的にを行ってきている。 CBDCの試験運用は、先ず公務員への旅行補助金から始まり、その後、対象が数百万の人々と数千の企業へと拡大した。
まだ一般公開される兆候は見られないものの、試験運用のペースが速まっていることから、中国政府は、2月4日から開催される冬季北京オリンピックの期間中にCBDCの公開を目指している可能性があると見る向きは多い。
中国人民銀行の金融市場部門の責任者であるゾウ・ラン氏は、e-CNYの累積取引額は875.7億人民元(136億8000万ドル)に達したと

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