2022-02-01 18:00:32
検証可能な資格情報の使用例
今回は、Web技術の標準化団体である「World Wide Web Consortium(W3C)」によって言及された検証可能な資格情報(Verifiable Credentials:VC)のユースケースの概要、及びいくつかの具体例を紹介します。
前回の投稿では、検証可能なクレデンシャル(VC)を使用して分散型生体認証システムを構築するというオリジナルで複雑なケースを紹介しましたが、それは日常の中での利用例ではありませんでした。
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検証可能なクレデンシャル(英:Verifiable Credentials:)の具体的かつ実際の使用法をよく理解するために、W3Cはいくつかの例を使用してこの主要な分野を説明しています。クレデンシャルとは、ユーザ認証に用いられるIDやパスワードなどの情報の総称のこと。
最近よく聞かれるテーマである、教育と職業の分野から始めましょう。
W3Cとは
World Wide Web Consortium(W3C)は、Webに関する技術の標準化を目的とした国際的な非営利団体。
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「教育する」
1-デジタル成績証明書
卒業証書だけでなく、学習者のプロフィールについても情報を提供できます。例えば、学習者の実習経験および教育的で役立つスキルの詳細に示し、機関や大学よりの個人的なリコメンデーション(推薦状など)を含めることもできます。このデジタル・トランスクリプション(成績書)の方が網羅的であり、整合性と最大限のセキュリティを保証するソリューションです。
2-試験
試験会場では、候補者認証のため、機関や大学などのメンバーであることの証明を要求することでフィルタリングできます。…
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