2022-02-03 06:58:50
373億円相当のETHが流出か
異なる暗号資産(仮想通貨)の互換性技術を開発するWormhole(ワームホール)は3日、ソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)のブリッジから12万以上のETH(約373億円)のイーサリアムが流出したことが明らかになった。
ハッカーがどのようにプロトコルの脆弱性を利用しイーサリアムを盗み出したか現時点では定かではない。(以下は一人の開発者の分析)
Okay this is too interesting to stay away. Looks like the wormhole exploiter is wrecking havoc on the solana side too.https://t.co/s3mfQvlGvU pic.twitter.com/vRKDFKZLDi
— Robot Dad (@0xB07DAD) February 2, 2022
Wormholeは3日に「攻撃を調査するためにプラットフォームをメンテナンスモードにする」と報告。また、Wormholeデプロイヤーのアドレスからハッカーのアドレスにオンチェーンメッセージが送信された。内容はホワイトハッカー協議の提案に関するもので、「Wormhole側が、資金返還と脆弱性詳細の開示の代償としてハッカーに11億円の賞金を提供する」という。
Wormholeは、イーサリアム(ETH)やERC20トークンをソラナブロックチェーンのトークン規格である「SPLトークン」へと接続する機能を提供。ユーザーはETHやERC20トークンをブリッジに預け、SPL規格のラップドトークンを発行させる。また、いつでもイーサリアムネットワーク上に価値を戻すことは可能だ。しかし今回の流出を受け、ソラナ上の一部のETHは裏付け資産を失うことになったと見られている。
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