米メタ社、メタバースでの嫌がらせを防ぐ機能を設置

仮想通貨



2022-02-05 09:45:11

パーソナル空間を設定できる機能を追加

米メタ(旧フェイスブック)社は4日、同社メタバースで、アバターがパーソナル空間を設定できる機能「Personal Boundary」を発表した。仮想空間でのセクシャルハラスメントなどを防ぐことを意図する。

背景には、メタ社の「Horizon Worlds」での報告を受けたものがある。21年12月、Kabuni Venturesのメタバースリサーチ責任者が、「Horizon Worlds」を試している時に、「男性の声のアバター」複数から、性的嫌がらせを受けたと報告している。

メタ社によると、今回リリースされた「Personal Boundary(個人的境界)」機能は、あるアバターが設定した距離内に、他のアバターが入るのを防ぐことで、よりプライベートな空間を作り出し、嫌がらせなどを予防する。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

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初期設定では、他のアバターとの間に約1.5メートルの距離が作られるという。メタ社は、この機能がユーザー体験にもたらす影響を確認しながら、改善を続けていくとしている。

この「Personal Boundary」が視覚的に表示されることはなく、デフォルトで常時オンに設定されているという。メタバース「Horizon Worlds」「Horizon…

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