ビットコインとイーサリアムのクジラ、1月は真逆の動き【Krakenリサーチ】

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2022-02-07 12:00:00
ビットコインとイーサリアムのクジラ、1月は真逆の動き【Krakenリサーチ】

1月の暗号資産(仮想通貨)マーケットは、昨年末から引き続き低調な展開だった。ビットコインは1月は19%下落し、1月としては過去3番目に低いパフォーマンス結果となった。

時価総額2位のイーサリアムはビットコインより低いマイナス29%を記録し、一時、6カ月ぶりの低水準となる2401ドルをつけた。マーケット全体が調整局面を迎える中、ビットコインの大口投資家であるいわゆるクジラとイーサリアムのクジラは異なる動きを見せた。

クラーケン・インテリジェンスによると、ビットコインのクジラの数は1月に減少した一方、クジラのビットコイン保有量は増加した。対照的にイーサリアムのクジラの数は増え、クジラのイーサリアム保有量は減少している。

ビットコインとリスク資産

マーケット全体の冴えない展開の背景には、オミクロンへの恐怖と連邦準備理事会(FRB)のタカ派路線への転換によるリスク資産の売却があるかもしれない。そして、その余波がビットコインをはじめとして仮想通貨マーケットに広がった可能性がある。

1月、ビットコインとリスク資産の相関係数が上昇。ナスダックとS&P500との相関係数はそれぞれ0.69ポイントと0.44ポイント上がった。ビットコインやイーサリアムから、金融緩和によって流れていた「リスクマネー」が逆流している可能性がある。

(ビットコインとリスク資産の相関係数 ナスダック(水色)とS&P500(紫色)/Kraken…

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