カザフスタン、仮想通貨マイナーを対象とした電力価格引き上げを検討
2022-02-08 14:00:18
カザフスタン政府は、仮想通貨マイナーがより同国での操業でコストが掛かるようにする提案を検討している。これによりカザフスタンがマイナーにとって魅力的でなくなる可能性がある。
2月4日、カザフスタンは、仮想通貨マイナー向けに1キロワット時あたり0.0023ドルから0.01ドルへ約335%値上げする提案を行った。また同国のマラー・スラウタンガジエフ財務副大臣は、個々のグラフィックカードや仮想通貨マイニング機器に課税することも提案している。同氏はカジノのテーブルごとに課税しているようにすると例えている。3つ目の提案は、付加価値税の免税からマイニング機器を削除するとしている。
1月に政情不安で政府がインターネットアクセスを制限するまで、昨年夏に中国がマイニング禁止を発表して以来、カザフスタンは仮想通貨マイニングにとって新しいメッカの1つとなっていた。
安価な電力コストと中国からの近さは、中国の取締り強化で流出する中国のマイナーを引き付けていた。カザフスタンは、米国やロシアに次ぐハッシュレートを有するようになった。ケンブリッジ大学によると、2021年8月時点でカザフスタンはネットワークのハッシュレートの約18%を占めている。
安価な電力は、仮想通貨マイナーを引き付ける重要なファクターとみられている。カザフスタンで電力を値上げするとなると、その利点を削ぐことになるかもしれない。
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