ビットコインは売りを拒否、7.5%のインフレでもBTCはすぐに反発
2022-02-11 07:50:56
2月10日に米労働省が発表した米消費者物価指数(CPI)の影響を受け、ビットコイン(BTC)は一時大きく下落した。
BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView
ビットコインはベアトラップを見抜く
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータからは、1月のCPIが7.5%となった後、BTC/USDが1800ドル下落したことが示されている。
予想を0.2%上回ったものの、インフレ率の急上昇は、ビットコインなどのリスク資産にポジティブな影響を与えなかった。
アナリストは、前年比の物価上昇ペースを考えると、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げを開始する原動力となる可能性があると主張した。
「米国の消費者物価指数(CPI)の予想は、前年比7.3%だったのに対し、結果は前年比7.5%だった。米ドル指数が上昇し、ビットコイン&株式などリスクオン資産が下がっている」とコインテレグラフの寄稿者でトレーダーのマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は反応した。
Russell 2000 e-mini CME futures. Source: TradingView米上場企業の小型株で構成されるラッセル2000指数先物は、CPI発表直後に2%下落した。このデータはデ・ポッペ氏の評価を裏付けるものだが、株式指数もビットコインもその値下がりから1時間後には完全に回復している。
FEDが3月に利上げを開始する可能性
同じくトレーダーでアナリストのスコット・メルカー氏は、市場の反応から人々の行動を批判した。
Funny, I thought Bitcoin was supposed to go up whenever they admit that inflation is bad, but…
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