ビットバンク、ライトニングネットワーク実用化に向けた独自アプリを公開

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ビットバンク、ライトニングネットワーク実用化に向けた独自アプリを公開

2022-02-16 11:05:00
ビットバンク、ライトニングネットワーク実用化に向けた独自アプリを公開

仮想通貨取引所ビットバンクは16日、ライトニングネットワーク(LN)の実用化に向けた、独自の開発アプリケーション「Nloop」を公開した。同社は将来的にはLN事業を拡張することを検討しており、第一段階として年内にも入出金への実装を検討する。
LNは、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためのレイヤー2技術だ。ビットコインでは大量の取引が行われると、ブロックの容量が不足し、送金遅延や手数料高騰が起きる「スケーラビリティ問題」が発生する。また、少額でも単純な取引を繰り返すと、手数料が都度かかってしまうことも問題だ。LNではオフチェーン(ブロックチェーン外)に一時的にまとめることで、スケーラビリティ問題を解決し、少額決済でも安価な手数料を実現する技術として注目されている。
しかし、LNを使うためには取引を行うチャネルにビットコインをロックアップ(デポジット)しておく必要がある。LNではこのロックアップ資金が足りなくなることで流動性が確保できない問題が指摘されている。
Nloopは、LN上のビットコインを別の資産と交換するサブマリンスワップのためのソフトウェアとして機能する。これによってネットワーク参加者(取引所など)が世界中のリクイディティプロバイダに接続し、チャンネルを常に使用可能な状態の保つ処理を自動化することで流動性不足を解消する。

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