2022-02-16 11:28:48
NFT領域に進出か
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)は10日、米国特許商標庁(USPTO)にNFT(非代替性トークン)や暗号資産(仮想通貨)取引サービスを提供するマーケットプレイスの商標登録を提出した。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのメタバース関連技術も採用する見込みだ。
公式資料によれば、NYSEはNFTなど、ブロックチェーン技術を利用したコレクタブル商品や仮想通貨などの金融取引を可能にするソフトウェアの商標登録などを申請。また、スマートコントラクトなどを活用して、デジタルアートやメディアなど、コンテンツの真贋性を証明するという。
NFTのマーケットプレイスでは仮想通貨なども利用可能になる見込みであるほか、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)をはじめ、MR(複合現実)技術を組み合わせたeコマース体験をユーザーに提供。メタバース系のプラットフォームから決済や資金の送受信、およひ金融取引を可能にする。
メタバースとは
インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。
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最近では、大手企業がNFTやメタバースを筆頭にするWeb3.0関連の商標登録を申請する事例が相次いでいる。ファストフード大手のマクドナルドも2月上旬にメタバース内でのレストラン・サービスを提供するプラットフォームの申請を提出したばかりだった。
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