通貨の米中衝突は起こらない──デジタルYen戦略はどうする:中谷一馬議員

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2022-03-01 06:00:00
通貨の米中衝突は起こらない──デジタルYen戦略はどうする:中谷一馬議員

ウクライナ危機が続くなか、暗号資産と株式市場ではともに相場の乱高下が続いている。

2月26日には、国際決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)からロシアを排除することが決まった。資金面で苦境に立たされるロシアだが、以前から金現物などの保有量を増やしてきたともいわれている。

「経済制裁慣れしてきている」と分析するのが、立憲民主党・中谷一馬衆議院議員だ。中谷氏は1月、国会答弁で日本銀行の黒田東彦総裁から、2026年までに日本がCBDCを発行するか判断できているだろうという認識を引き出した若手議員だ。

CBDC(中央銀行デジタル通貨):(1)デジタル化されていること、(2)円などの法定通貨建てであること、(3)中央銀行の債務として発行されること──の3つを満たすもの。(日本銀行より)

緊迫した地政学リスクが顕在化するなか、金融や通貨をどう捉えるべきだろうか。経済安全保障のあり方から、誕生に期待がかかるデジタルYenの取り組みまでを中谷議員に聞いた。

経済安全保障とデジタル通貨

通貨の米中衝突は起こらない──デジタルYen戦略はどうする:中谷一馬議員

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