ビットコイン急反発 水面下で見せていた脅威の粘り【仮想通貨相場】
2022-03-01 17:05:00
著者 クラーケン・インテリジェンス
クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。
クラーケン・インテリジェンスは、毎週、仮想通貨チャートを更新して、歴史から見た相場の天井もしくは底と、現在価格との距離を定点観測している。
今回の注目は、ビットコインのSOPR。弱気相場入りかどうかの瀬戸際に立たされていたビットコインですが、脅威の粘りを見せている。
①イーサリアム対数回帰レインボー
イーサリアムの歴史的な価格推移を対数回帰で分析し、レジスタンスとサポートを測る指標。どの地点から測るかによってレジスタンスとサポートの水準は異なる。
イーサリアム対数回帰レインボー 出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily
例えば、2018年1月につけた過去最高値に沿った対数回帰の線(Band8)を辿ると、今回のサイクルの天井は2万2740ドル付近になることが分かる。
現在のイーサリアムは2813ドルで推移しており、Band4(2340ドル)とBand5(4009ドル)の間にある。Band5に到達するには、現在の価格から43%上昇しなければならない。
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