2022-03-09 12:18:54
保守系シンクタンク主催の夕食会
世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称CZ)が3日、英国政府や財務省関係者らが参加した夕食会で、スピーチを行ったことが明らかになった。コインポスト提携メディアのThe Blockが報じた。
この非公式の夕食会は、保守系シンクタンクの政策研究センター(CPS)が主催したもので、広報担当者は政策専門家グループとCZ氏が仮想通貨について話し合ったとコメントした。
出席者によると、CZ氏はバイナンスを今日のような規模にまで成長させたことについてはさまざまな問題もあったと認める一方で、現在は規制当局と積極的に関わっていく姿勢を強調したという。
CPSはマーガレット・サッチャー前英首相が1974年に共同設立し、サッチャー政権の保守政策の開発に大きく寄与した組織で、英国で大きな影響力を持つシンクタンク。これまでに政府が採用した数多くの政策を提案してきた。
ある関係者は、首相官邸関係者並びに財務省のアドバイザーらがこの夕食会に参加したことは、政府がいかに真剣に仮想通貨の課題に取り組んでいるかを示唆するものだと述べた。
英規制当局の姿勢
英規制当局の金融行動監視機構(FCA)は、バイナンスに対し非常に厳しい対応を続けている。昨年6月、FCAはバイナンスの英国法人「Binance Markets…
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