2022-03-15 11:55:09
「Oasys」の初期バリデータとして参加
株式会社バンダイナムコ研究所は15日、ゲームに特化したブロックチェーン「Oasys」に初期バリデータとして参加することを発表した。
バンダイナムコホールディングスは2月に、メタバース開発をデジタル事業の重点戦略のひとつとして位置付け、開発のために150億円を投資する計画を発表した経緯がある。今回、バンダイナムコ研究所は先端技術のエンターテインメント応用研究の一環として、初期バリデータ(PoS系のマイナー)という形でOasysのブロックチェーンの安定稼働と成長に貢献していくことを表明した。
「Oasys」は「Blockchain for The Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。2月8日に設立された海外を拠点とするブロックチェーン関連企業Oasys PTE. LTD.によって開発されているブロックチェーンであり、企業発起人としてはバンダイナムコ研究所社長 中谷始氏や株式会社gumiの創業者 国光宏尚氏、セガの取締役副社長 内海州史氏などが参加している。
バンナムさんがゲーム特化ブロックチェーンOasysのバリデーターに参画しました〜! https://t.co/GILXc1i3Fm
— 国光宏尚 元gumi (Hiro Kunimitsu) (@hkunimitsu) 2022年3月15日
ブロックチェーンOasysは、「レイヤー1(Hub-Layer)とレイヤー2(Verse-Layer)技術を組み合わせた独自の「Oasysアーキテクチャ」を採用した、EVM互換のプロトコル。このアーキテクチャにより、ゲーマーの皆様へは高速かつガス代無料の体験を実現し、また、ゲーム開発者にはブロックチェーンを活用したゲーム内決済やNFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、及び他ゲームとの連携を容易にする」と紹介されている。
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