英スタンダードチャータード銀行らのカストディ、仮想通貨の利回り製品を準備

仮想通貨



2022-03-15 10:45:14

仮想通貨資産の利回りサービスを準備

暗号資産(仮想通貨)カストディサービスを提供するZodia Custodyは、機関投資家が、その保有トークンから利回りを得るための新商品をリリースする準備を進めている。仮想通貨メディアThe Blockが14日に報道した。

Zodia Custody(以下、Zodia)は、英大手スタンダードチャータード銀行と大手資産運用企業ノーザントラストが合弁事業として設立したカストディ事業である。

カストディとは

カストディとは、投資家の代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語で、資産の保管や売買に係る決済、また元利金・配当金の受領や議決権行使など、幅広い業務がサービス対象になる。

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ZodiaのMaxime de Guillebon CEOは、次のように述べた。

仮想通貨業界が急速に拡大し洗練されてきていることを受けて、当社の顧客である機関投資家は、仮想通貨現物へのエクスポージャー(価格変動に影響を受けること)以上のものを求めている。

Guillebon氏は、同社顧客が「デリバティブ、融資、レンディングなど、従来型金融で普及しているような種類のサービスにより、仮想通貨に対しても流動性、レバレッジ、利回りへの効率的なアクセスを求めている」と続けた。

こうした需要を背景にして、Zodiaは、大口投資家が、仮想通貨資産により報酬を得るための製品をリリースする準備が整っているという。リリースする前には規制当局からの承認が必要となる。Guillebon氏は2022年中に、この製品を発売したいと語った。

ステーキングやDeFiのサービスも検討

Guillebon氏によると、Zodiaは、顧客にステーキングサービスや、

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